松本市の鍼灸マッサージ お城のにし治療院

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経絡治療(けいらくちりょう)を受けました。

昨日、お話しました経絡治療(けいらくちりょう)

の続きです。

5年ぶりにお会いしたご高齢の女性。

私に盲学校の事を教えて下さった方。

私と同じ盲学校の大先輩。

盲学校を教えて下さったお礼に伺うと

経絡治療の治療家でした。

 

すでに経絡治療を30年されている大ベテラン。

私も今、東京まで行き経絡治療を学んでいるのですが、

こんな身近に、しかも縁のある方が経絡治療家であったとは

驚きでした。

 

経絡治療とは体の中を道のように走る

経絡を使って病気を治す方法です。

 

その女性、Mさんの家に伺いお礼を言い

盲学校の事や、Mさんの今までの事をお聞きしました。

 

Mさんは30年前に盲学校を卒業して

その後経絡治療を学んだそうです。

M先生 急に先生と読んでします。

 

M先生は、学校で習った東洋医学を生かすためには

経絡治療が良いと思ったそうです。

 

痛いところにはりを刺す方法もあるのですが、

これだと治るのだけれど、2〜3日位しか持たない事が

多いと思っていたそうです。

 

経絡治療をすると、体の不調の大本から治すので

痛みが元からとれる。

そういう事ですと言っていました。

 

そういった話をお聞きして

実際に治療をして下さいました。

 

M先生の経絡治療では、脈を診ます。

 

脈を診るとは、韓国ドラマの

チャングムや、ホジュンなどを見たことがある方なら、

「あ、あの手首のところを触って脈をみて妊娠しています。

とか、腎の気が足りませんとか言ってたの?」と思われたかも

知れません。

 

ピンポーン それです。

 

両手の手首を触って昨日話した、臓腑の不調を診るのです。

 

M先生

「たからんさんは、肝の脈が弱いですね。」

私も触ってみる。

肝の位置の脈が少し弱くて浮いている。

M先生「じゃあまずここね。」と言って私の足先を触る。

太衝(たいしょう)というツボを触って来ました。

ほんの軽く触っているだけなのに、痛いというか、何か感じます。

 

M先生脈を確認してみて

「ここじゃないね。それじゃあこっち」

と言って今度は膝の内側を触って来ました。

曲泉(きょくせん)

今度も触れられてるだけなのに、

何かを感じます。さっきよりは痛みはあまり感じませんでした。

「こっちだね。ほら脈が良くなった。」

 

私も自分で脈を触ってみると

肝の脈が良くなっていました。

 

ほんの数分の治療。

 

はりを刺すのでもなく

触るだけ。

 

これで効くの?????????

 

そう思いますよね。

 

それが、効いちゃうんです。

 

びっくりです。

私が伺った日もM先生の治療院はお休みだったのですが、

午前中にお一人どうしてもと来院されたそうで、

その方はお孫さんと遊んでいて転んでしまい

腰が痛くてうまく歩けなくなってしまったそうです。

 

その方はM先生に治療してもらい

良くなって帰れたそうです。

 

不思議なのですが、経絡を使い

気の流れを調節することで

体の不調を治す事が出来るのです。

 

なんだか魔法みたいですね。

 

でもこれは、ちゃんとした医術です。

 

私も、体の不調を多く抱えて

今まで西洋医学東洋医学含めてさまざまな

治療を受けて来ましたが

この経絡治療は、他の治療とはちょっと違い

体の調子が良くなるのを感じられます。

 

という事で今日はここまで、

経絡治療についてもまた書きますね。

 

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長野県 松本市で、はり、きゅう、(鍼灸

あん摩、マッサージ、指圧、

東洋医学をしている

たからんのブログです。

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