お灸で娘のアトピーが治った！！！
ちょっと衝撃的な写真ですみません。
娘のアトピーを治療しましたのでその事について
書きます。
私の娘は中学２年です。
小学１年生の頃から、手の指や肘の内側にアトピー性皮膚炎が
出るようになりました。
指先がパカッと割れて、指、手のひら、肘の内側、膝の内側がわの
皮膚がボロボロになってしまいます。
とても痒くなり、掻くとさらに皮膚がボロボロになり
膿や血が出て来ます。
掻かないように手袋をしたり、アトピー用の石鹸を
使ったり、シャンプをする時は、肘まであるビニール製の手袋をしたりと色々しました。
病院も何軒も行きました。
松本市近辺の皮膚科、アレルギー科、内科へ
６軒くらい行きました。
医師の指示にしたがって、治そうと努力して来ました。
良くなったり悪くなったりの波はありますが、この８年間
結局治りませんでした。
４月ころ、また娘のアトピー性皮膚炎が悪化して来ました。
私は、ちゃんとお医者さんの指示とおり、薬を飲んで、
ステロイドを塗るように娘に言いました。
すると娘が、もう一番強いステロイド薬を塗っても収まらない、
酷くなるばかり、たぶん一生私のアトピーは治らないんだよ。と
泣いていました。
ここまでなんとか、医師の言うことを聞き治療をしてきましたが
治らない。
このままでは、娘が可愛そうだ。
そして私は、東洋医学の勉強をして、今ははり、きゅう、あん摩をしている。
娘の治療が出来るのではないか。
もし何も出来ないのであれば、今後私は患者さんに対しても
治療をする事が出来ないのではないだろうかと思いました。
そこで、娘のアトピーを治療する決心をしました。
私は腰痛や、膝痛など患者さんの治療をする時はまず
そこに関連する体の解剖学を調べ、なぜその疾患がおこるのかを
西洋医学的に調べます。
さらに西洋医学ではどのような治療をするのかも調べます。
その上で、今度は東洋医学でその病気の状態を考えます。
そして東洋医学での治療法を考えます。
娘のアトピーについても同じ事をしました。
アトピー難民と呼ばれる、アトピーを治したいが何処へ行ったら良いかわからない方が大勢いらっしゃること。
アトピーは「奇異な病気」という意味であること。
西洋医学でもまだ抜本的な治療法が見つかっていないこと。
皮膚だけの問題ではなく、体の免疫反応の異常があること。
免疫には、心の状態と、食べ物も密接に関連していること。
こういった事がわかって来ました。
まだ理解が足りていませんので、今後も学ぼうと思っています。
そこで、治療について考えました。
アトピーに対する治療をその原因別に分けて考える事にしました。
まず目に見える一番の症状
ボロボロになった皮膚です。
皮膚はターンオーバーと言って
新しい皮膚が中で作られだんだん表面に上がって来て
最後は垢になってとれる事なのですが、
大体その周期が２８日〜５６日と言われています。
娘は１０代なので、約１ヶ月で皮膚が新しく生まれ変わるという
事です。
新しい皮膚が出来るまでの間、痒みを止めて皮膚を掻かなければ
自然と権高な皮膚に生まれ変わるということです。
でもこのかゆみを無くすのがとても難しい。
お灸をする事で、この痒みをかなり抑える事が出来ました。
次に、免疫の異常や体質の改善です。
これは東洋医学の得意とする分野です。
長くなってしまいますが、お灸やはりを使い
体全体の治療も行いました。
心の問題は、コロナの自粛などで先が見えず不安になっていた
ようでしたので、親子で良く話をするようにしました。
食事については、体の中に湿が溜まっているようだったので、
それに対する食養生をしました。
このような治療の結果、娘の手のアトピー性皮膚炎は
かなり改善されました。
娘はとても喜んでくれています。
どのような治療をしたのかは、とても長くなってしまいますので
また折を見て書いてみようと思います。
これで完治したわけではなく、繰り返すと思いますが、
体質改善と体全体の治療を進めて完治出来るようにしたいと思います。
