体の中の原始信号―中国医学とX‐信号系 間中喜雄著 読了
体の中の原始信号―中国医学とX‐信号系
間中喜雄著 読了
間中先生の本を読み終わりました。(聴き終わりました)
東洋医学は目に見えないもの、ホルモン、神経、こころに対しての治療を発展させて来たものと思っていたのですが、この本では体の中に流れる非常に微弱な信号。
まだ証明されていないが、体を調整する信号があり、
その信号が体を(心も?)コントロールして動かしているという本でした。
例として動いている車止める方法。
ブレーキや、燃料が切れるなど物質的なチカラで止める方法と
エンジンを切るという電気信号的なチカラで止める方法があり、体の微弱信号を使って効果を出すのには、このスイッチを切るだけというように本当に微弱な信号で良いとおっしゃっています。
中国では古来よりこの微弱な信号を使って、人の体を操作し病気を治す方法が研究されて来たそうで、
経絡、経穴もそのひとつであり。
体や病気に対してのスイッチであるようです。
そのスイッチを押すのは本当に微小な信号、チカラで良いわけで、信はり、きゅう、磁力、五行の色、音や周波数、地球の磁力と時間などなどさまざまな方法があると書いてあります。
間中先生は、それらの微弱な信号が体に与える影響を
圧痛点や、Oリングを使って実験しています。
この本が間中先生、最後の本のようです。
先生がお亡くなりになったあと、一緒に研究をされていた板谷和子さんがまとめられたようです。 微小な信号が痛みに作用する事を実験で試しておられるのですが、それを治療に応用するまでは出来なかった感じです。
間中先生のこれらの実験を受け継いでさらに研究、そして臨床をされている方はいらっしゃるのでしょうか。
間中先生のお弟子さんは、今でも北里大学におられるのかな?
入江正先生も間中先生のお弟子さんの一人だと思いますが、
他にも誰かいらっしゃると思うので探して見たいと思います。