お城のにし治療院が出来たはじまりのお話し
お城のにし治療院は、
今年盲学校を卒業した同級生2人で始める治療院です。
免許をとってすぐに開業をするなんて
あまり無いことです。
理由は2つ
ひとつめは、免許をとったばかりで治療経験が足りないという事です。
ふたつめは、開業するのには資金が必要であり、卒業後すぐに開業するのは難しいという事です。
このように開業するのは、大変なのですが私達は開業する事が出来ました。
なぜでしょう?
ご説明します。まずひとつめ。
鍼灸あマ指師になるためには、3年間(4年間)専門の学校で
学び、そして国家試験を受けて合格しなくてはなりません。
目の悪くない方は、専門学校や大学で勉強をして卒業されます。
必要な授業数に出れば受験資格が得られますので、必要な授業数ギリギリの設置をしている学校がほとんどです。
学ぶことはとも多いので、座学と言われる知識の勉強が主となります。国家試験も実技試験は無く、ペーパーテストのみなので
まずは、試験に受かるように座学が重視されます。
一つのクラスに30人ほどの生徒がいますので、実技も大変なようです。また臨床と言って学校の外の患者さんに実際に治療する機会はとても少ないようです。
私達は、盲学校で勉強をしました。
はり、きゅう、あん摩、いわゆる三療と言われるものは、もともと視覚障害者が主にする仕事でした。
江戸時代には世界に先駆けて盲人のための学校が出来ていたほどです。ちなみに私が通った盲学校も100年以上の歴史があります。
盲学校では、3年間1日6時間みっちり授業があります。
2年生の時から学校にある治療室で、一般の方への施術を始めます。
3年生になるとほぼ毎日一般の方に施術させていただきます。
腰痛、肩こり、頭痛、五十肩、膝痛、足がつる、脊柱菅狭窄症
椎間板ヘルニア、むち打ち、不眠症、うつ病、足の痺れ、腕の痺れ
実際に私が施術させていただいた症状です。
述べ人数にして約280人くらいの方に施術させていただきました。
このように盲学校の卒業生は、卒業してすぐに治療に当たる事が
出来る人が多いです。
ふたつめの理由です。
私達の大先輩にあたる方が、高齢のために自分の治療院を閉める事になりました。とても多くの患者さんが通っておられる治療院でして
その先生が止めてしまうと困るという方が大勢いらっしゃいます。
その中の1人の方が、鍼灸という大切な文化を後世に伝えたいという思いで治療院をつくろうと思われました。
その方の構想5年、考えが具体的になり治療院を用意するから
そこで施術をする人がいないかと私達の盲学校を訪れて来てくれました。
そこで、私達がその方の治療院で施術をさせていただく事になりました。
同級生の登玉さんと私で「お城のにし治療院」で施術する事になりました。
オーナーさんと治療院のリフォームを一緒に考えて
リフォームをして、ベッドや設備を入れていただき
いよいよ完成というところまで来ました。
本格的にオープンするのは、8月か9月になりますが、
保健所への申請も終わり、保険の完備もしましたので
プレオープンとして営業を始めます。
今週末はお一人でも、鍼灸あん摩の良さを知っていただきたいと
思い、60分1500円のイベントを行います。
7月17日(金)〜20日(月)の4日間限定です。
受けてみたいという方はお気軽にお電話下さい。
080-3201-3369 杉野
今日は開業に至った経緯を少し話させていただきました。
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★コロナの自粛疲れの方、体の痛みをほぐしませんか★
肩が痛い、首肩がこっている、腰が痛い、膝が痛い
プレオープン企画
ご奉仕 60分1500円
7月17・ 18 ・ 19・ 20日の4日間 限定です。
完全ご予約制ですので、
☎080-3201-3369
お城のにし治療院
松本市城西1ー4ー10